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今 ムタvs真輔に思う [闘魂Vs王道継承の戦い]

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10.31 
NOAH
有明コロシアム

この大会で 
 ムタvs真輔の世紀の一戦が来年1.1で行われる事が発表された。
 館内はどよめき!歓声が上がった。

すぐに
 SNS、YouTubeでも拡散され、
 まさに世紀のドリームマッチと評され
 多くのプロレスファンは、期待と喜びを表した。

さらにNOAHの交渉力まで称賛された。


そして
 一週間以上経過した今日
 少し冷静に考えてみると、


なぜこの世紀のドリームマッチがNOAHで実現する事になったのか?
なぜNOAHなのか??

という疑問に達してしまう。

もし
新日本のメインで
今 KENTA vs 秋山 なんて実現したら
おかしいと思うのと 同じだ!?



武藤は、
 新日本から全日本、W-1、そしてNOAHへ移籍となったが、
 武藤やムタの原点は、新日本である。

武藤が米国でスターになれたのも、本人の努力と新日本の力があっての事。



それは
真輔も同じだ。

真輔のWWEでの大成功は、何も自身の力だけではなく、
グレイシーやイグナショフとの総合格闘技の経験や
新日本のリングで棚橋と切羽琢磨した結果があってのことだ。

なにより両選手とも、猪木に出会えなかったら、
今以上のものは見い出せなかっただろう。




10.1 
プロレス界は大変辛い悲しみに出会った。
アントニオ猪木の死である。

ニュース以外にも、
スペシャル番組で猪木のこれまでの功績を称える。

振り返ると、猪木はやはり偉大であり、凄い人だった。


その猪木の元で育った武藤と真輔、理由あって今新日本から離れているだけだ。
新日本なくしては彼らの存在は語れない。



だからこそ
 武藤と真輔は、猪木と新日本と新日本のファンのために
 新日本のリングで戦うべきであったと痛感する。


武藤の入場テーマHOLD OUTが一番似合うリングは新日本なのだ。


もちろん、
 新日本とAEWとの関係を含め、
 いくらトリプルHに変わったからといえ、
 WWEと交渉するのはかなり厳しい事。

でも今行うこの戦いには、充分すぎるほど戦う意義や必要性があったのだ。



この戦いが、NOAHで必要あるのか?
この戦いが、NOAHの次に繋がるのか?

その答えは、NOだ。



武藤が引退したら、NOAHはどうするのか?
今度は飯伏でもリングに上げるのか!?


1.1 ムタの対戦相手として
残念ながら
NOAHにはその大役を任せて、武道館を満員にするレスラはいない!



丸藤も杉浦も潮崎も勝彦も拳王も清宮も
1.1でムタの相手としては、適役ではなく、
武道館は満員にならない。




所属選手を抱えながら、
 その所属選手では興行ができず、
 多くの外的を向えいれる団体が今のNOAHなのだ。

だから、
 NOAHには 武藤・藤田・船木・桜庭・カシン・村上・秀樹らがリングに上げる。
 その多くは、新日本OB系だ。
今のNOAHには、
 王道という言葉はもうどこにもないのか?!




三沢が作ったNOAH
当時は全日本プロレスに代わる王道継承のプロレスだったはず。


しかし、
 小橋・田上・力皇・森嶋の引退
 秋山・大森・KENTAの離脱

残ったのが、今のメンバーだ。


丸藤は、武藤に次ぐ天才レスラーだ。
杉浦は、総合でも通用する強いレスラーだ。

でも、それたけでは興行はできない。




少し前、成田蓮が凱旋帰国した。
その容姿は、師匠柴田そっくりだ。

そして彼は今 連日必死でてっぺん目指して戦い、
それが充分すぎるほど伝わってくる。


オスプレイが内藤を下した!
直後、成田と同期の海野が姿を現した。

どことなく棚橋に似ている。

そして、1.4 一部で噂があった真輔の参戦は期待感が大きく下がった。


新日本ファンは、どんな形であれ、
新日本のリングで 武藤と真輔が登場する事を願いっている。
それはこの時期特にだ!

とはいえ
新日本は 

ムタvs真輔よりも、
成田・海野の次なる戦い 次なるステージを考えているのか?
だとすると、それは寂しいが 進むべき方向は間違っていないのだ。



新生NOAHになってから、
なんだか新日本の真似ばかりに見えてしまう。

G1に対してN-1
1.4に対して1.1
IWGPインターコンチネンタル(US)に対してGHCナショナルと

そして興行の最後に杉浦が「1,2,3 NOAH」と言ってしまうありさまだ。




新日本はこれまでプロレスを創造してきた。


1981年
 勃発した新日全日の外人引き抜き戦争で、
 全日本は新日本が育てたスタンハンセンを獲得した。


その後、
 ハンセンは全日本のエースとなり馬場・鶴田・天龍・四天王と戦い、
 全日本を支えた。

皮肉にも新日本が育てたハンセンが、
 全日本を支えたのだ。



藤波がwwwFJrヘビー級のベルトを獲得し
チャボゲレロやエルカネックと戦い
Jrヘビー級という階級をメジャーにした。

すかさず
 全日本もJrヘビー級を設立し、
大仁田を王者にしてチャボゲレロと戦わせた。



初代タイガーマスクの空前のブームは、猪木に匹敵するほどの人気となり、
ダイナマイトキッドや小林邦明と名勝負を繰り広げれば、

全日本も三沢に虎のマスクを被らせ、キッド・小林と戦わせた。



全米トップレスラーの招待ができなかった新日本は、
外人の発掘とともに、
日本人による軍団抗争をスタートさせた。

狼軍団(ヒロマツダ、上田馬之助、マサ斎藤、サンダー杉山、剛竜馬)に続き
国際血盟軍や長州維新軍、マシン軍団と繋がっていった。



全日本に登場した長州は
全日本に根ずいていた日本人vs全米トップの戦いから、
日本人軍団抗争を持ち込んだ。

最初鶴田は、天龍に譲り一歩さがった状態であった。
しかしそれは鶴田がどう戦っていいのかわからなかったという説があったのは事実だ。


そして天龍革命が生まれ、
熱き四天王の戦いに発展した。

馬場はパキスタンの空手家と異種格闘技戦を行った。



新日本のクーデタ時に、
 馬場は本気で佐山・前田・高田の獲得に動いていた。



全日本は、
 ずっーずっーと新日本が創造したものを
 そのまま取り入れる事をしていただけ!
 と思われても仕方ない状態であり、
 もしハンセンを獲得できなかったら、
 全日本馬場の後半は、厳しい興行となっていたかも、知れない!



当然ながら、
 藤波がいなければ、全日本のJrヘビー級は
 初代タイガーがいなければ、三沢タイガーは
 長州がいなければ、天龍革命や熱き四天王の戦いは
 猪木が異種格闘技戦を行わなけれは、馬場の異種格闘技は
存在しなかった。



そして
歴史は繰り返えされる!! のだろうか?


新生NOAHは、
自分たちの所属選手を育て、
自分たちのプロレスができているのか?


G1に対してN-1
1.4に対して1.1
IWGPインターコンチネンタル(US)に対してGHCナショナルまでは

真似できても


成田や海野のように、
次なるエース 次なるステージ は想像すらできていない。


繰り返しになるが、
武藤が引退したら、どうするのか?

......


だから
ムタvs真輔をNOAHでやる意義が見えない
次のテーマに繋がらないのだ。



今、NOAHは
目先の興行よりも
所属選手と一緒にNOAHの未来を創造しなければ、
次は一向に見えないのだ。


再度言おう!

ムタvs真輔戦を
威風堂々と発表したNOAH


もし新日本のメインで
今 KENTA vs 秋山 なんて実現したら
おかしいとは思わないのだろうか??

そこから間違っているのではないか!???????



以上










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