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新日本が天下を取れた理由とは? [闘魂Vs王道]


過去の長い歴史の中で、新日本が天下を取れたのは なぜか?
そして今NOAHが追撃する形となっている。

既に世界を見据えている新日本に対して、NOAH DDT 連合は
果たして勝てるのか???


そのヒントは、これまでま歴史の中にあった?!
少し歴史を振り返ります。


 新日本は、

  外人招待ルートを絶たれ自ら創造するプロレスを実践した。
  ジョニーパワーズ、タイガージェットシン、スタンハンセンなど当時日本で無名だった選手を発掘して育てた。

  さらに
   異種格闘技戦、日本人による軍団抗争、Jrヘビー級というクラスの確立、タイガーマスクの誕生
   そしてG1クライマックスを不動の地位に押し上げた。


それに対して

 全日本は、

  全米トップ選手を次から次へリングに上げ
  五輪覇者鶴田の入団、相撲界から天龍と元横綱輪島も入団させた。

  新日本クーデター時には、
    馬場は本気で佐山タイガー、前田、高田の獲得に乗り込んでいた。

  全日本は、
   長州の登場により これまでの対外人対決から
   日本人による軍団抗争という文化を取り入れた。

   また、Jrヘビー級という階級を作成し大仁田をその座に座らせ、
   三沢に虎のマスクを被せ、タイガーマスクを再び復活させ、
    なんとダイナマイトキッドや小林邦明と対戦させた。


  天龍革命や四天王の過激な戦いは、長州が持ち込んだ産物がベースとなり、

  外人引き抜き戦争で勝ち取った
   ハンセン、ウイリアムス、ベイダー、キッドらが
   ドリーテリー、ブッチャー、マスカラスに変わって馬場全日本の後半を支えたのだ。

  スタンハンセンが全日本のマットに上がらなければ、馬場全日本の後半は
  かなり厳しいものになっていたはずだ。




全日本が自ら何かを創造することはほとんどなかった。


そう考えると
  新日本は創造プロレスであり、
  全日本はその時々の旬なものをただ取り入れただけの既製品プロレスだったのかも知れない。


そして
 時は流れ
 いま、全日本の魂を引き継いだNOAHは、
 
 まるで
  歴史を繰り返すように

  武藤・藤田・桜庭・カシン・船木・村上・秀樹・eitaを登場させ、
  スポットではあるが、馳や藤原までリングに上がらせた。

  G1クライマックスに対して、N-1 ビクトリー
  IWGPインターコンチに対して、GHCナショナル
  と
  まるで新日本の真似に見えてしまう。


その考え方は、まさに当時の全日本そのものであり、
 
 創造するプロレスではなく、
 今旬の既に出来上がったプロレスをただただ取り込むだけの
 既製品プロレスのど真ん中にあったのだ。



新日本が天下を取り、全日本が天下を取れなかった根本的に違いは、
そこにあると確信する。








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